本紙が徹底追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)の林道也院長(医師)だが、9月9日、高裁判決があり、浜秀樹・東京高裁裁判長は1審通り、「故意に(性病に罹っていると)虚偽診断して不必要な医療行為を行った」として約25万円の支払いを求める理由があるとして、林院長の控訴を棄却した(冒頭写真=その判決文)。
林院長に対しては、本紙でも既報のように、同じ内容で別の患者からも訴訟提起され、8月19日、同じ東京地裁でこちらは「詐欺行為」だとして約50万円の支払い命令も出ている
また、今回の高裁判決が出た訴訟の60代被控訴人(元患者)は、
すでに警視庁四谷署に詐欺及び傷害罪で刑事告訴し受理され、捜査中だ。