アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの「電通」子会社詐取事件被告らの余罪!?

 広告国内首位「電通」の子会社「電通ワークス」(東京都中央区)に、LED(発光ダイオード)照明の架空取引を持ちかけた詐欺事件が弾けたのは、本紙でも既報のように昨年1月のことだった。
警視庁組織犯罪対策4課が乗り出し、また被害者ながら、天下の電通子会社ともあろうものが余りに脇が甘過ぎる案件だったことからなおさら注目を集めたが、逮捕者に“大物”は含まれておらず、注目された割にはしょぼい事件となったが、今回、お伝えする余罪!? とは、逮捕者のなかでは主犯格と見られ、昨年6月、追加で逮捕されたLED開発会社「G&A」(東京都中央区)の元営業本部長、森田敏男被告(60)に関して。千葉県の会社社長I氏(72)と組んだ詐取事件の可能性が出ているのだ。
ちなみに、森田被告は現在、控訴審で争っている。関係者によれば一審判決は懲役8年。
「森田はこれまでに地面師案件、未公開株販売(無登録営業)などで3つの前科があるが、いずれも執行猶予付。だが、今回の逮捕時、まだ3つ目の執行猶予が切れていなかったこともあり通常より重い一審判決になったと聞いています」(事情通)

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