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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(515)「fonfun」に登場した信用取引主要株主

 10月7日、携帯電話でPCメール利用可能なリモートメールが柱の「fonfun」(2323。JQ。東京都杉並区)は、主要株主が変わったことをIRした。
「光通信」が09年11月から第三者割当増資を引き受けて筆頭株主だったが、その全株式が市場外で売られ、その18・3%+若干が市場内で買われた結果、「合同会社アセットレボリューション」(東京都港区)なる会社が20・45%の筆頭株主に登場したというのだ。
さらに注目されるのは、これら購入は信用取引で行われ、いま現在、購入資金全額(約2億4000万円)は借り入れであり、貸主から質権設定されている事実。要するに、この合同会社、誰かのダミーとしか思えないし、明日にもさらに所有者が変わる可能性も。そして光通信も、よりによってこんな相手になぜ売ったのか? と疑問の声も出ているからだ。


この合同会社(今年7月設立)、会社謄本を取ろうと思ったら現在、登記書き替え中で見れない。ただ、同じ住所に同名の株式会社があり(10年4月設立。第2種金融商品取引業)、こちらの代表も合同会社同様、高橋一男氏なる人物、また、同住所で「合同会社アセットレボリューション一号」、「合同会社アセットレボリューションHD」なる会社も存在することを思うとダミーなのは明らかだろう。
そこで、その目で見てみると、まずは高橋氏個人が1億円を出し、それでもって「ヤマゲン証券」で信用取引を行い、その後、現引きの際、「リゾート&メディカル」(東京都千代田区。板橋光一代表)が残りの約1億4000万円を貸したようだ。
そう、「リゾート&メディカル」といえば、あの山田恭太氏がオーナー。本紙では「ジオネクスト」の第三者割当増資引受先として取り上げたことがある。
ちなみに、fonfunといえば、11年、社長や役員による約6億5000万円もの資金の社外流出が発覚し、経営陣が一新。同社は問題の社長らを提訴し、昨年5月、会社側の請求が全面的に認められる判決が下っている。

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