アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

パチンコ店と保育施設が同居ーー府中駅前複合ビルで管理組合・管理会社の癒着疑惑(2)

 本紙は9月14日、東京都のベットタウン、京王線「府中」駅南口直結の映画館も入る大型ショッピングセンター「くるる」(冒頭写真。黄色カッコ内が府中駅)の管理組合と、管理会社=「大和地所コミュニティライフ」(東京都港区)の癒着疑惑を報じた。
その直後、大和地所コミュニティの押川貴哉社長宛に配達証明付きで質問状を送付(下写真=その証明書)。
そのなかで、前回取り上げたように、何ら問題なく入居していた店について追い出す一方、そもそも入居していること自体が違法とも思えるパチンコ店、雀荘は放置(質問状では、管理する立場から両店に照会も要求)するのは不公平とは思わないのか、と管理会社としての姿勢まで問うた。
 回答期限を10月7日午後6時までタップリ設け、真摯な対応を切にお願い申し上げますと訴えたのだが、まったく梨のつぶて。完全に取材拒否された。
疑問の声を上げているのは、前回登場したY氏だけではない。
地主のI氏も地代が異様に安いと声を上げたものの、大和地所コミュニティは話し合いを一切持たず、契約更新をI氏が拒否したところ、地代を供託し“不法占有”を続けているというのだ。
こうした大和地所コミュニティの対応、もっと具体的にいえば管理組合幹部側に偏り、その意に沿わない関係者とは一切話し合いを持とうとしないと思わざるを得ない態度は、意見調整も管理会社の基本的な役割のはずで、これでは管理会社として無能と自ら示しているに等しいのではないか!?

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