関係者によれば、経営コンサルタント・番場秀幸被告(61)は12月17日、控訴を取下げたという。所得約9億円を隠し、所得税約3億3000万円を脱税したとして東京地検に逮捕され、この10月28日、懲役1年4月、罰金8400万円の実刑判決が出ていたから、すでに収監されている模様だ。
番場被告といっても、本人はまったく表に出ることはなかっらから、一般の知名度は皆無だろう。だが、一部マスコミで取り上げられているように(例えば『FACTA』08年7月号)、永田町では知る人ぞ知る“タニマチ”と知られていた。
本紙も以前から注目していた。それは、東京・南青山の地上げ(冒頭写真=関連記事)を巡ってのことだった。