アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「クリスタル」仲介で100億円儲けた緋田将士氏の秘められた過去

 情報誌「現代産業情報」の最新号(12月15日号)に、興味深い記事が出ている。
指定暴力団・山口組の滋賀県の直系組織「淡海一家」の高山儀友希総長は現在、建設業者に対する恐喝容疑で京都府警に指名手配を受けているのはご存知の通り。
その関係で、京都府警は、直接関係ない「弘道会」(名古屋市)や、山口組総本部(神戸市)まで家宅捜索しており、尋常でない力の入れ様だ。
その背景には、京都府警というより、警察当局がこれを契機に、弘道会の資金源を洗い出そうという狙いがあり、そのなかに人材派遣最大手だった「クリスタル」を、旧「グッドウィル・グループ」(現ラディアホールディングス)が買収した際、中澤秀夫容疑者と共に、仲介役を果たして共に100億円の手数料を得た緋田将士、松井章圭両氏も含まれていると見て、今後、この2人にも警察当局は手を付けると見るのが自然という内容だ。
こうしたなか、本紙は、緋田将士氏の過去について重大な情報を得た。
緋田氏は10年ほど前、健康食品会社を立ち上げ(冒頭写真=緋田氏が代表に就いていたころの入居ビル)、その儲けと、この会社を通じて知り合った人脈のお陰で、実業家としての今日があるのだが、その当時から、その背後にこうした組織の影が見え隠れしていたというものだ。

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