アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

これが石原慎太郎知事、東京五輪招致名目のコペンハーゲン“大名旅行”の明細

 例のムダに終わった2016年夏期五輪の東京招致のためとして、石原慎太郎東京都知事(冒頭右写真)は09年度、計4回の海外出張を行っている。そして、そのために浪費した公金が計約1億3000万円(石原氏個人分)であることは、すでに昨年末、共産党都議団が調査結果を公表している。
そのなかで、1泊12万円の高級スイートルームでの宿泊、高級ベンツで移動といった一部明細が明らかにされているが、その既報道を見ただけでは、どうすれがこれだけの巨費を消費できるのか、いまひとつよく見えて来ない。
この4回の海外出張のなかでも、一番最後、昨年9月25日から7泊のコペンハーゲン(デンマーク)出張は、現地で開催されていた五輪決定のためのIOC総会で東京をアピールするもっとも重要なもので、金額も高かった(この1回分だけで、計9名で約1億4000万円)。そして、情報公開制度で入手したその明細書(以下に転載。冒頭左写真は総額を記した資料)は、いかに公費を無駄使いしていたか、それがハッキリと窺い知れる。

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