本紙が、その資金集めや投資の手法などに疑惑があるとして追及して来た、投資ファンド「アジア・パートナーシップ・ファンド(APF)」(本社・タイ・バンコク。此下益司会長=冒頭右写真)がいよいよ窮地に陥っているとの情報が、昨年末から兜町の一部投資家の間で流れている。(冒頭左=広告塔を務めていたAPF所属の為末大選手)
となると、同ファンドは、東証2部のゴム関連老舗メーカー「昭和ホールディングス」(千葉県柏市)、ヘラクレス上場のコンテンツ会社「ウェッジホールディングス」(東京都千代田区)なども傘下に持つだけに、そちらへの悪影響も懸念されるだろう。