東証1部、九州に強い地盤を持つ「ベスト電器」(本社・福岡市博多区)の深沢政和氏が、就任わずか2カ月で社長を退いたのは大手マスコミ既報の通り。5月の株主総会では取締役も退くという。
この突如の退任の背景に、代表権を持っていた専務(同時に退任)との経営方針を巡る対立があり、経営再建のなか、資本参加した「ビッグカメラ」の後押しを受けた小野浩司新社長が“喧嘩両成敗”としたようだ。(冒頭写真=「日経」3月21日記事)
そして、同時に深沢氏の悪評が聞こえて来た。
深沢氏は65歳。
専務を経て、一昨年5月には代表取締役会長になっていた。ところが今年1月に代表取締役社長と、いわば“返り咲いた”かたち。