稲川会系の「大行社」(本部・東京都港区)といえば、住吉会系の「日本青年社」(同)と共にわが国を代表する右翼団体の一方。構成員は約1800名。(冒頭写真=大行社HPより)
その大行社のトップ(会長)が、1カ月ほど前に交代し、書状披露が出ている。
96年5月から2代目会長を三本菅啓二氏が勤めていたが、3代目会長・石井忠彦氏に代わったという。石井氏はそれまで理事長を勤めていた。
順当な異動と思えるが、その一方で、山口組の分裂問題が少なくない影響を与えていると見る関係者もいる。
いったい、どういうことなのか。