本紙は昨年10月、2度に渡り、東証1部に上場している、上場企業のディスクロージャーに関わる企業(仮にA社とする)の一部不良社員と、経営コンサルタント企業B社S社長との癒着疑惑について報じている。
A社は近く上場する企業などのインサイダー情報が入り、またB社はA社の「顧問」という位置付けになっているので、B社はA社不良社員の情報、それにA社の信用で持って、近い上場企業とのコンサル契約を取り、見返りに、B社S社長はコンサル受注金額の1割をA社不良社員にキック・バックしているというとんでもない疑惑だ。
本紙はその不良社員を特定までして報じたが、その後、この社員は定年を表向きの理由にA社を追われたという。
これだけ聞けば、自業自得と言おうか、何とも結構なこととも思えるのだが……。
ところが、ある事情通はこう解説する。
(上写真はイメージ)