本紙で何度も取り上げている、「産廃マフィア」と栃木県など地元行政が結託したとしか思えないこの事件ーー。
会社を乗っ取られていた間、所有していた採石場(冒頭写真)に産廃の不法投棄をされ、結果、毒物が堆積する“死の山”に代えられた「冨宇賀建材」の冨宇賀利行代表(71)がチラシを作成、それをすでに健康被害にあっている仲間らと、健康被害の拡大懸念を訴えて周辺住民に4月5日から配布したことは前回報じた。
「付近の約4600世帯にポスティングした他、4月7日には足利市役所(横左写真)、足利赤十字病院(同右)前でも配布しました。
チラシを手にした住民は、“そんなことがあったのか!?”と驚き、この事件についてまったく知らない様子でした」(関係者)。
チラシは全部で1万枚作成しており、足利市内のお花見中の市民らにも配布。残りは2000部ほどで、今後、栃木県庁前でも配布予定とのことだ(4月9日時点)。
反響はあったのだろうか!?