アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「昭和大学」と「江東区」共同の病院建設計画に疑惑浮上(告発文書まで登場)

 東京都江東区(山﨑孝明区長)は、医系総合大学「昭和大学」(小口勝司理事長)と共同で、2013年度中の「昭和大学新豊洲病院」(仮称。ベット数4?500)」開設を目指している。(冒頭写真=今年3月31日、事業協定調印式で。左が小口氏、右が山崎氏)
場所は豊洲5丁目で、すでに区は約40億円の補正予算を組み、昨年7月28日、東京都から病院用地(約4545坪)の払い下げを受けている。
 一方、昭和大学はこの病院建設計画において看護師寮までは確保できなかったとして、その隣接地に、すでに今年4月16日、看護師寮を建てるための土地(約990坪)を約40億円出して購入している。
ところが、最近になり、この病院建設につき、「昭和大学の疑惑」なるタイトルの「告発文書」(A4版12枚。上写真)が関係者の間に流れ、その真偽を含め話題になっている。
その文書の趣旨を一言でいえば、ワンマン経営で知られる昭和大学の小口理事長と江東区、さらには土地を払い下げた都(石原慎太郎知事)との間で、何やら“密約”があるのではないかというのだ。
その根拠の一つに挙げられてるのが、

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