本紙は10月30日、「『積水ハウス』地面師詐欺事件で捜査情報を漏らした!? 警官の正体」というタイトル記事を報じている。
主犯(首謀者)と見られるカミンスカス(旧姓小山)操と土井淑雄(63)の2人に触れるなかで、フィリピンに逃亡中の小山同様、土井も海外逃亡中と書いたが、これは誤り。訂正するとともにお詫び申し上げます。
土井は警官の捜査情報漏えいのお陰で一斉逮捕こそ免れ行方をくらませているものの、しかし国内で止まっているとのことだ。
また、横写真(「産経」10月28日記事より)のように、カミンスカス(小山)のように土井の実名は上げられず「会社役員の男」とされているが、この違いに何なのか?
「土井にも既に逮捕状が出ているとの情報もあります。ただ、土井は小山や他の既逮捕者と違って実行犯ではなく、裏で事件の絵を書いた疑いのある人物。ですから、まずは実行犯の供述を得て、その上で逮捕予定のマークしている人物ということで実名を出していない可能性もあります。ただし、捜査員が土井の出入り先を徹底して当たり事情を聞いているのは間違いありません」(警視庁筋)
では、この一番の事件のキーマンとも見られる土井とは、いかなる人物なのか。