本紙では3月10日、「共謀罪審議はこの20日過ぎ?3月末がヤマ場」と報じた。
政府・与党は「修正案」を出し、3月中決着を明言していたからだ。
だが、我々の反対運動や署名活動が次第に拡大しているなか、野党は審議に応じず、彼らはその狙いを実現できなかった。
だが、政府・与党は決して諦めたわけではない。とりあえず、衆議院法務委員会では「入管法」と「代用監獄法」の審議を先に持って来たに過ぎない。すでに入管法は採決され、代用監獄法は3月31日から審議しており、早ければ4月後半、遅くとも5月始めには、再び共謀罪の修正案が持ち出され、野党が審議を拒否すれば、今度こそ数の力にまかせて強行突破する可能性が極めて高い。
それを阻止する最大の力は、さらに国民の反対の声を拡大させて行くしかない。
是非、以下のホームページにアクセスし、まだ共謀罪とはどういうものか知らない方は解説を見ていただき(「共謀罪」が成立した暗黒国家の映画もここで観れます)、反対署名、さらに反対運動にも参加していただきたい(今後の反対運動のスケジュールも載っています)。