本紙は某政治結社が、3月28日付けで楽天証券・三木谷浩史社長宛に送付したとされる「抗議文」を入手したので、そのコピーを冒頭に掲げておく。 抗議の理由の一つに、楽天証券が組成したファンドの子会社云々の記述があるが、これは本紙がすでに昨年11月から報じている銀座のビルを指すのだろう。 同文は「利益供与」の可能性にも言及しているが、本紙が得た情報によれば、問題の不動産会社は、約15億円で仕入れた関東広域暴力団フロント企業から、その実に3倍近い価格で直購入しているのだから、確かに、事情を知って購入したとなれば価格的には十分構成要件を満たすだろう。 一方、同文は「複数の暴力団が介在」とも記しているが、本紙の調べでは東西の4つの団体が関与している。 さらに、「添付の訴状の写し」とは、関係者が京都地検に提出したものを指すのだろう。 なお、本紙は昨日、都内某署に六本木ヒルズ周辺での街宣許可願いを出した団体があることを報じたが、この「抗議文」を出した団体と同じであるようだ。…