アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<主張>村山弘義・日本相撲協会理事長代行に、松ヶ根親方を裁く資格はあるのか!?

 ついに、最悪の事態が起きた。
大相撲を巡る組関係者との問題で、松ヶ根親方(元大関・若島津)が、春場所(大阪)の部屋宿舎を、部屋を持って(90年)以来、捜査当局から暴力団との関係を指摘されている会社社長から借りていたとして、特別委が聴取を開始した件だ(冒頭写真=本日「毎日」記事より)。
この会社社長(61)、この記事でも、08年3月逮捕、09年1月懲役2年、執行猶予4年の判決とあるように、当局が広域暴力団「山口組」の企業舎弟と見ていた「光誉実業」の朝治博氏であることは明白だ。
その朝治氏がこの有罪判決を受けたのは、当時、東証2部だった不動産会社「スルガコーポレーション」のために地上げをやった件だ。
 一方、このスルガコーポレーションの監査役を務め、本紙既報のように、その後もこのスルガと関係の深いサービサーの監査役を未だやっているのが、日本相撲協会の理事長代行・村山弘義元東京高検検事長だ。
スルガは光誉実業に、違法な(非弁活動)立ち退き交渉をやってもらっていた報酬として実に約40億円を支払い、朝治氏は15億7000万円の利益を得ていたことが明らかになっている。
(上写真=朝治氏関連の当時の新聞記事)

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