アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(272)新型インフルエンザ特需の「手指消毒剤」の効果に疑問

昨年冬の新型インフルエンザ発生→パンデミック危機で、インフルエンザはむろん、鳥や新型インフルエンザウイルスにも有効とされるたくさんの上場企業のスプレー式を中心とした「手指消毒剤」がバカ売れし、株価も上昇したのは記憶に新しい。
いまでも多くの病院、公共施設、食品関係を中心としたお店の入り口に、この手の消毒剤が置かれている。
だが、それを使用しているところをまず見たことがない。そもそも、本気で対策しようと思ったら、出入りする者全員に使用を義務づけなければ意味がないのでは?
また、新型は空気ないし飛沫感染するから、手の消毒だけというのも疑問だ。
そして、さらに疑問なのは、この消毒剤の効き目。効果についての表示をよく見ると、「不活性化99%」なんて書いてあるが、これで本当に大丈夫なのか?

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