いよいよ参院選投票日(7月11日)が迫って来たが、「みんなの党」(渡辺喜美代表=冒頭写真)が10議席をうかがう予想が出ている。
政治資金のダーティーさが漂っていた鳩山・小沢コンビが退いた際、みんなの党には逆風と見られていたが、後を継いだ管直人首相の「消費税」発言で、一挙にそのマイナス要素は帳消しになったかっこうだ。
そのみんなの党の好調さの要因としては、消費税導入に反対しているだけでなく、税金無駄遣いの温床である天下り法人の整理など「行革」1本に絞っているところが、一般庶民の好感を得てのことと思われる。
こうしたなか、脅威を感じた他の政党支持者が作成したのだろうか、ここに来て、渡辺代表の父・渡辺美智雄元副総理(故人)の秘書時代の古傷を蒸し返す「怪文書」が出回っている(ただし、書かれていることは正確なので、以下に転載)。