アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「日本振興銀行」問題浮上に併せ飛び出した、落合伸治氏父の疑惑

「日本振興銀行」(本店・東京都千代田区)の行方が注目されていることはいうまでもないが、木村剛前会長(48。銀行法違反・検査忌避で8月3日起訴に)の逮捕と時を同じくして、木村被告と共に同行を創業した落合伸治氏の父の疑惑を告発する文書が関係先に出回っている(以下に転載)。
そもそも、同行代表には、消費者金融への卸金融を行っていた「オレガ」社長だった落合氏(冒頭写真左。右は木村被告)が就任予定だったところ、トラブルが発生。設立直前に落合氏は追放されてしまったことはよく知られる事実。
その落合氏の父・落合文太郎氏率いるバンリ・グループなる企業群の疑惑なのだが、この父自体も、日本振興銀行とは決して無縁ではない。
例えば、伸治氏は20歳そこそこでオレガを立ち上げているが、同社の最大金主は東京相和銀行(現スター銀行)で、文太郎氏は同行の長田庄一元会長と懇意だった。
「東京相和が当時、“サラ金銀行”といわれるほど消費者金融への融資が多かったが、その大半は文太郎氏が紹介したものだった」(事情通)
また、そもそも文太郎氏は「太平産業」という金融・不動産会社を営んでいて、伸治氏はその父を見て同業を始めたと思われる。

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