アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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山口組6代目私邸予定地巡りーー『フライデー』提訴相手の正体

 本紙は7月31日、写真週刊誌『フライデー』の司忍・山口組6代目の私邸予定地との報道に対し、その土地の所有者が、まったく無関係として、提訴した件を報じている。
その後、『週刊実話』(冒頭写真=8月12日号記事)にこの土地所有者S氏(匿名)が登場。愛知県警組対課のK警部が、S氏が以前、名古屋で風俗グループを持っていたことがあり、よく思っていなかったことから、デマを触れ回っているという。
S氏はこの土地に自宅を建設予定だったが、工事は中止となったため、工事請負契約(工事代金19億7400万円。内、6億円を支払い済)を結んでいた東証1部上場の建設会社「イチケン」(東京都台東区)も提訴。K警部に対しても法的処置を準備中だという。
同記事によれば、イチケンの工事中止の裏では、K警部がイチケン役員を呼び出し、「工事を請け負ったらイチケンも反社とみなす」などと恫喝したという。
これだけ見れば、フライデー記事は誤報であり、実話記事タイトル通り、S氏はとんだ『とばっちり』だし、県警のやり方は大問題と思ってしまう。
しかし、本当にそうなのか!?
というのは、愛知県警作成の「弘道会壊滅戦略」という内部資料(以下に一部転載)にこのS氏の率いる風俗店グループは載っており(黄色マーカー部分)、K警部個人ではなく、県警が少なくともS氏を弘道会のフロント見ているのは間違いないと思われる。

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