アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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このままでは、青山学院が「カルト教団」に乗っ取られる!?

 本紙はこの間4回に渡り、「青山学院」(東京都渋谷区)の教育現場トップを勤める山北宣久院長(下写真の左側。「青学ニュースより。69)の問題点をレポートして来た。
1回目には「ラブホ動画」問題を取り上げ、牧師、教育者以前に、誘惑に弱いその精神力に指導者としての疑義を呈した。
ところが、山北氏の問題点はそんなレベルに止まらず、あろうことか、「カルト教団」と手を組んでいたと思わざるを得ない。2~4回では、その実態をスッパ抜いた。
 もっとも、ここまで読まれても、それはあくまでわが国におけるプロテスタント教会トップ=「日本基督教団」議長として、伝道を焦る故のことで、青山学院の教育トップとしての山北氏とは別の話と思われるかも知れない。
しかし、それではどうにも理解できないのが、いま青山学院で起きている経営陣の内紛。
2回目記事でも触れたように、今年7月22日開催の理事会で、現理事長の松澤建氏(横写真の右側)が理事更新を否決され、この9月末で青山学院を去ることが決定している。
だが、これまで青山学院とは縁の薄かった山北氏がイキナリ№2の院長になれたのは、その松澤氏の指名あってのことだった。
「山北氏が院長に就いたのが7月1日。それから3週間で理事更新否決で、松澤さんにしてみればまさに裏切られた思いでしょう。というか、理事更新反対12票(賛成5票)で、次の理事長には山北氏の推す半田正夫副院長がなるというんですから、少なくとも1?2カ月前から山北氏らは“乗っ取り計画”を練っていただろうというのが、関係者のほぼ一致した見方ですよ」(青学関係者)
しかもさらに不可解なのが、激怒した松澤氏が、いくら山北氏に理事更新否決の理由を尋ねても今日まで一切、答えていない事実。
「松澤さんは損保業界トップだった方で、超ワンマンだったのは事実。しかし、教育の質向上、職員の怠慢に喝を入れ、前向きに尽力していた。怪文書が出たりしたが、不正をやるような方ではない。だから、山北さんは理由をいえないんでしょう」(同)
では、そこまでして山北氏が青山学院を“乗っ取り”たかった理由は何なのか!?
(冒頭写真は青山学院大学の校舎と正門)

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