アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<告知>「神戸製鋼所関連記事4本の削除と、お詫び」

 本紙では今年5月31日から7月12日にかけ、以下の4本の「神戸製鋼所」関連のタイトル記事を掲載しました。 (1) 7月12日 「新たな株主代表訴訟の動きーーいまも続く!? 『神戸製鋼』の裏金づくり」 (2)6月21日 <連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(273)「神戸製鋼・松谷副社長に対し、株主代表訴訟準備の動き!?」 (3)6月17日 「安倍晋三元首相と神戸製鋼の闇ーー中国遺棄化学兵器処理利権に関する『告発文書』、第2弾が出る」 (4)5月31日 <連載>「宝田陽平の兜町アンダーワールド(270)中国遺棄化学兵器処理利権に関する『告発文書』出現」 これに対し、神戸製鋼所の代理人弁護士より8月30日付けで「通告書」(冒頭写真)が届き、事実無根箇所が多々あるとして、記事の訂正並びに謝罪記事掲載を求められました。それを飲まない場合、法的措置を取らざるを得ないとのことでした。 これら記事に限らず、本紙はいつも法的措置を取られることを想定し、裏づけを取り、報じています。 しかしながら、今回通知を受け、情報提供者に再度確認したところ、記事の通りの証言があったのはむろん事実ながら、実は裏づけを取ることが困難な内容があり、また予定していた株主代表訴訟はその後中止になっていたことなどが判明しました。 よって、残念ながら、この4件の記事を全面削除すると共に、神戸製鋼所に対し、以下のような内容の記載箇所につき、根拠が十分でないにも拘わらず報じたことをお詫び申し上げます。 「通知人が、遺棄化学兵器処理業務の受注のための工作として、当時の安倍晋三官房副長官らに対し裏金を提供した事実、現在まで不正な裏金作りを継続させていた事実、それらの中心人物が通知人におけるコンプライアンス担当役員である事実、及び通知人において担当役員が絶大な権力を誇り、一種の恐怖政治が行われている事実を各適示するものであるところ、いずれも全くの事実無根であり、通知人の社会的評価を著しく低下させるものです」(「通告書」より) *「1歩後退、2歩前進」の精神で、今後もウォッチし続ける、十分裏づけが取れれば、再度、掲載していく覚悟です。…

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