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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(547)「リミックスポイント」株価急騰の不自然さ

低迷していた「リミックスポイント」(3825。マザーズ。東京都目黒区)の株価が急騰している。(冒頭写真=チャート図)
昨年10月には一時400円以上を付けることもあったが、その後ジリジリ下落。今年に入ってからは加速し、2月12日には140円を付けることも。
ところが、2月29日には出来高が急増し前日178円(終値)だったところ228円(同)に。そして3月1日には値幅制限一杯の前日比80円(35・09%)高の308円ストップ高買い気配に。本日も一時359円まで上がった(終値316円)。


リミックスは2月29日、最近、関連銘柄が買い人気化している仮想通貨交換所を運営する子会社、その名も「ビッドポイント」(仮称)を3月上旬に設立する(予定)とIRしたことが買い材料になったことは容易に想像できる。
しかしながら、このIRが載ったのは29日午後4時45分。同日大引け後のこと。それにも拘らず、同日には前述のように出来高が急増、急騰し前日比50円高。これではインサイダーが疑われても仕方ない。
今回の株価急騰の不自然さはこれだけに止まらない。
本紙がいち早く2月23日に報じたように、リミックスに関しては、暴力団筋も関わりトラブル、当局も注視している三重県内の砂利採取場に不可解な4億円の根抵当権を設定していた(上写真=その謄本)疑惑が浮上している。

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