アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

旧村上ファンドは儲ける――あの南青山物件で、外資が反社と交渉!?(2)

 青山通りに面した超一等地、それも約2000坪の広さということで、以前からその動向が注目を集めていた都心最大級の地上げ物件がいよいよ最終段階に来ている――それも、外資がなりふりかまわず反社に利益供与してでも地上げ完成を目論んでいるということで第1弾記事を3月6日に報じたわけだが、早くも旧村上ファンド関係企業が多数入居する「第2宮忠ビル」隣の、2つだけとなった未買収地の1つ(冒頭図の黄色囲み部分)の建物所有権に新たな動きがあったので追加報告する。
この鉄筋コンクリート5階建てビル、昭和30年代に建てられた年代もの(その後、数度一部取り壊し、増築している)。もはや価値はない上、周りの地上げはすっかり終わっていることから、このビル持ち主に土地を貸している地主は建物を取り壊し、外資に転売する意向のようだ。
ところが、そもそものこの5階建てビル所有者の資金難にかこつけ、その所有権を取得し、地上げ故の“立ち退き料”をたんまりせしめようと図ったのが、前回、述べた関東の某広域暴力団が資金源ともいわれる「R」なる会社のI代表、また、かつて上場していた不動産会社「アーバンコーポレイション」を反社絡みで潰し、今回はダミー会社「B」で登場した房園博行氏などだった。
で、前回記事の時点では、このビルの所有権はこの「B」が所有していたのだが、3月4日付けで売買を原因に「K」(東京都港区)に移転している。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧