アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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理事長らに疑惑が出ている「東卸」選挙、築地移転反対派が過半数

 報告が遅くなったが、11月24日、「東京魚市場卸協同組合(東卸)」(伊藤宏之理事長)の総代選挙(定員100名)があり、築地市場の移転反対派が52名、移転容認派が48名と、反対派が過半数を超えた。
築地市場の移転を巡っては、すでに東京都の石原慎太郎知事(下写真)は10月、移転を推進することを表明し、予算を付けている。
こうしたなか、現場の築地市場の主要団体6つのうち、すでに5つは移転賛成を表明している。だが、最大の団体である東卸だけは内部で意見が分かれていたことから、今回の総代選挙の行方が注目されていた。
大手マスコミは一切触れていないが、この総代選挙の直前、本紙ではすでに3度に渡って報じている、伊藤理事長らの懐柔策ではないかとも思える東卸の債権譲渡疑惑が持ち上がったのだから尚更だ。

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