アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの中村龍道氏率いる「ZANNグループ」、永田町のビル撤退し今いずこ!?(+撤回された竹内力との「共同経営契約書」入手)

 

 その経営手法が詐欺紛いで、次々と投資家との間でトラブルを起こしているということで、本紙では適時報じている、中村龍道こと中村浩一郎氏(冒頭写真)率いる「ZANN CORPORATION」(本社・米ネバダ州ラスベガス)――そのZANNの日本支社の位置づけながら、実際は本社が、国会すぐ横の十全ビルから退去したのは今年7月下旬のこと。それからすでに2カ月以上が経過しているが、未だZANNは法人の移転登記をしていない。
どういうことなのか?
「相変わらず、詐欺紛いの行為で金銭トラブルが絶えない。HPを見ると、香港発着の豪華クルーズ船に日本人向けのカジノフロアをオープンさせ営業していることになってが、本当にいまもやっているのか怪しい限りです。
なぜかって、十全ビルを出たのは家賃滞納で追い出されたと聞いているからです。法人登記を移さないのは、金銭トラブルで押しかけて来る者もおり、居場所を知られたくないからでしょう。ZANNの悪名も高くなったから、目立たないよう、すでに事業は別の会社に移している可能性もあると思いますよ」(事情通)
 この事情通氏によれば、中村龍道という名前も通称名ではなく、同じく悪名が高くなったため、中村浩一郎から正式に名前を変えているという。(横写真=「週刊新潮」17年2月9日号記事より)
そんななか、本紙は16年の大晦日、俳優の竹内力と共同で、中国マカオのカジノ付きホテルを買収する共同事業を一旦はブチ上げたものの、竹内側が中村氏の正体を知り、すぐ撤回した「共同経営契約書」を入手した。
本紙で17年2月、2度に渡り報じたように、当初のこの計画では、カジノホテルに最大1000億円を投じるといっていた。それが頓挫したため、クルーズ船の一部をレンタルしてカジノをやる(その部屋を「桜カジノ」と呼ぶ)ことになったのだった。

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