本紙も追及、そしてウォッチし続けている、実に不可解な東証1部「住生活グループ」の主要子会社「INAX」に関する事件だが、その被告の一人で、最後まで認められていなかった大塚(趙)万吉氏の保釈申請がようやく認められ、順調にいけば明日夕方にも保釈されることが決まった。(冒頭写真=左側が大塚氏。右側は韓国の国民栄誉賞受賞者でもある朴三中牧師。朴氏著、大塚氏日本語訳の書『運命に流されて』。国書刊行会。91年発行より)
それにしても、この保釈を巡っても実に不可解だった。
告訴人であるINAX、金澤物流サービス共、すでに1カ月以上前に示談が成立したにも拘わらず、保釈申請が認められず(接見も禁止のまま)、再三保釈申請、準抗告してようやく認められたのだった。