アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

上場廃止の「TCBホールディングス」に、何があったのか!?

 本紙でも既報のように、10月20日、マザーズ上場のIT系企業「TCBホールディングス」(東京都渋谷区。大嶽貞夫社長=冒頭左写真)は自己破産を申請し、同日、開始決定を受けた。
このため、同社は明日を持って上場廃止になる。(なお、破産手続き開始決定に対して、即時抗告申立あり)
この事実上の倒産原因は、近時、体力以上の主要2社を買収したため、資金繰りが悪化したためとされる。
だが、不可解な点も少なくない。
その一つは、TCBホールディングスは持ち株会社で、その傘下の主要子会社はこれまで通り営業を続けている事実。また、負債額も2億6000万円と決して大きくない。
さらに、その後の取材で、TCBホールディングスに対してはこの間、増資引き受け先として複数の会社が手を上げていたにも拘わらず、同社側からその交渉を今年8月半ば、打ち切っていたことが判明した。
おまけに、その後、大嶽社長が

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