アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

特別背任事件で浮上した警視庁備品談合疑惑

 栃木県警捜査2課は2月2日、宇都宮市内の入月信行容疑者(47)ら2人を会社法違反(特別背任)容疑で逮捕。2人は同月22日に処分保留で釈放されたが、現在も捜査は継続しているという。(冒頭写真=栃木県警本部庁舎)
入月容疑者は装備品販売会社「あ-るえす」(現在は親会社「アルファ・クリエイト」が吸収合併)の社長を勤めていたが、同社に注文が来た救助隊員用ハーネス(安全用ベルト)などを、新たに設立された競合会社「FS・JAPAN」(宇都宮市)に受注させ、あーるえすに約650万円の損害を与えた疑い。入月容疑者も、業務課長だったもう1人の容疑者も、注文が来た後、FS・JAPANに移籍。あ-るえすに顧客から「会社の名前が変わったのか」と複数の問い合わせがあり、不正が判明したという。
この件、昨年12月、「アルファ・クリエイト」はFS・JAPAN、入月容疑者(あ-るえす元代表取締役)、FS・JAPAN会長の福田(阿久津)昌之氏(あーるえす元顧問)、FS・JAPAN社長の木村勇一氏(アルファ・クリエイト元取締役)の3個人を相手取り、総額約1億5000万円の損害賠償を求め宇都宮地裁に提訴。現在、争われているように、逮捕容疑は損賠とされるほんの一部に過ぎない。
で、本紙がこの件に関心を持ったのは、損害とされるなかには警視庁の交番勤務警官向けの防刃手袋も含まれているが、取材すると、そこに新たな特背容疑で刑事告訴がなされたと同時に、入札における談合疑惑が浮上して来たからだ。

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