アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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カード支払いトラブルで逮捕――「クレディセゾン」株主総会で逮捕顧客が訴え(報道2社を提訴も)

 今年も6月28日に集中しているようだが、一足早い21日午前10時から、東京都港区芝のザ・プリンス パークタワー東京(冒頭写真)は地下2階会場で、流通系カード首位、大手ノンバンク「クレディセゾン」(8253。東証1部。東京都豊島区)の定時株主総会があった。
そして、一昨年に続き、約3年前、クレディセゾンのカード支払いを免れようとした脅したとして警視庁組織犯罪対策3課に恐喝未遂容疑で逮捕されたM氏(70。当時)は出席。挙手したところ、一番に指されたので約5分間に渡り訴えたという。
これだけ聞くとM氏、怪しい人物だからターゲットにされたのではと読者は思われるかも知れない。だが、M氏は元伊藤忠商事社員で極めてまとも。ただ、以前から個人で警察などの不正を追及。そのため、目を付けられていたようだ。
ところが、警察情報を鵜呑みにして東京新聞、産経はM氏の逮捕を実名報道。そのため昨年、M氏は両社を提訴していたこともわかった。
以下は、そのM氏の寄稿文。

 数年前、秋葉原のキャバクラでセゾンカード(横写真)を使ったが2~3時間で8万数千円とぼられたことに翌日気が付き店に電話したが断られたので、クレディセゾンにカードの引き落としを一旦止めてと頼んだところ引き受けてくれましたが、数日後出来ないと反故にされました。
一旦オーケーしたことを何だと? 嘘と出鱈目が嫌いなもので株主総会で訴えると伝えたところ、総会直前に御社と癒着した警視庁に逮捕され総会に出れませんでした。
小生がサラリーマンをやっていたころ、勤務先が第一勧銀系(当時)であったため、自然と第一勧銀カード、俗にいうハートのカードを持たされました。それがいつの間にかお客のことを考えないハートのないカードと呼ぶべきクレディセゾンのカードになっていました。
然し、元を正せばクレディセゾンは緑屋という街金紛いの会社でした。
林野宏社長の株主総会での発言で<後進国>にカード事業を展開したい云々とありましたが、心がないからこんな言い方をしたので、優しい気持ちがあれば<発展途上国>と言うところであります。

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