12月7日夜、海老蔵は「松竹」社長や民暴専門弁護士と共に、東京都港区の「グランドプリンス高輪」で約1時間半に渡り会見を開き(冒頭写真=「サンスポ」12月8日付記事)、暴行事件後、初めて公に姿を見せると共に口を開いた。
心配された顔面だが、殴られた方の目が赤く充血している点(下写真)以外、外見上、目立った点はなかった。
一方、会見の内容だが、「事件中のため、お答えできない」「記憶にない」旨の発言が目立った。
この間、被害者でありながらも、過去の酒のトラブルが多いこと、傍若無人な態度が災い、さらに、一部マスコミが、未だ逃亡中の暴行容疑者I・R(26)側の真偽不明の情報まで取り上げたことから、海老蔵へ批判的報道が過激化しており、CM中止も相次ぐ中、真相を伝えるというより、自分こそが被害者だと改めて訴える、いわば、暴行容疑者側との“情報戦”として開かれたものだったのは明か。それだけに、真相解明の視点からいえば、中身の乏しいものだった。
しかも、既報道と余りに異なり、さすがに疑問を感じないわけにはいかない発言もあった。
ところで、暴行容疑者側の情報で、さすがにヤバ過ぎてか未だ報道されてない情報、その他の注目すべき情報も本紙は入手している。
今回の会見を契機に、この間の“情報戦”を考える上からも、こうした情報も以下、ここに明らかにする。
まず、一番不可解なのは、海老蔵はI・Rはむろん、この場に同席し、海老蔵が暴力を先に振るって事件の契機になったといわれているIの先輩のT氏、Y氏なども初対面と言っている点だ。
ただし、繰り返すように、今回の会見は真相解明ではなく、“情報戦”の一環と考えれば、納得いくとの見方も出来る。
というのは、会見で海老蔵は一方では「面識ない。その日、初めて会った」と答えながら、彼ら側は過去に一緒に飲んだことがあるといっているがとの質問には、「僕は皆さまに会ったのは初めてだと思います」と曖昧な答え方をしているからだ。
というのも、本紙が得た情報によれば、彼ら3人のうちの2人は