アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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作業員の不同意わいせつ未遂事件――なぜ、「サカイ引越センター」の社名は報じられなかったのか!?

昨年10月11日、沖縄県に住む22歳の女性は、引っ越し業界首位「サカイ引越センター」(9039。東証プライム。大阪府堺市)に頼んで、沖縄市から浦添市に引っ越しの荷物を運んでもらった。
その際、引っ越し先での洗濯機の設置契約も同時に結んだ。
そして引っ越し作業が終わった同日午後5時少し前、洗濯機の設置にそちら専用の作業員・渡慶次悠介被告(28)がやって来た。
詳細は「集英社オンライン」記事をご覧いただきたいが(*サカイ引越センターと被告の名は伏せられている)、渡慶次被告は設置作業後の雑談中、「彼氏いるの? 経験人数は?」といった性的発言を繰り返し、挙句、「チューしよう」などと言い出し、女性が拒否すると、設置されたばかりのベッドに放り出され、覆い被さり、なおもキスをしようとした。
これに女性が必死で抵抗し、「人が来る」と言い続けると、ようやく諦め、「また来るね」と捨て台詞を吐いて立ち去ったという。(右横写真=被害女性とサカイ引越センターとの「見積書」)
女性は直ちに110番。同日、渡慶次被告は「不同意わいせつ未遂」で逮捕に。そのことは、10月13日の地元紙「琉球新報」朝刊で報じられている。
しかし、そこにも「サカイ引越センター」の名はなく、渡慶次被告の肩書は「沖縄市の自営業」となっている。
どういうことか!?
サカイ引越センターは、引越時の洗濯機やエアコンの設置などは、100%子会社「エレコン」(大阪府堺区。サカイ引越センターのすぐ横のビル)に委託している。

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