アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(399回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(10月15日~10月18日)

プロフィール 投資歴26年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は39,606円と、前稿比+970円(※前項比▲1194→ +2107→ +1142→ +190→ ▲2257→ +284→ +364→ +3038→ ▲885→ ▲1757→ ▲2397→ ▲1127→ +279→ +2329→ ▲13→ ▲219→ +134→ +196→ ▲158→ ▲141→ +558→ ▲7→ +301→ +867→ ▲2456→ +532→ ▲1377→ ▲519→ +2181→ ▲982→ ▲222→ +812→ +612→ +1590→ +739→ +407→ ▲212→ +386→ +2200→ +208→ +198(2023年12月4週))の大幅高となった。※2024年8月5日先物30,380円あり。
石破ショックが起こった9月27日(金)に、日経平均先物12月限は37,440円となったが、週末金曜日の夜間取引の時間に米国の大手金融の決算が良かったこともあり、日経平均株価先物12月限は、一時39,940円があっての39,760円で引けている。ただいま月曜日のPM22:45分現在、日経平均株価40,000円復帰となっている。

NYダウは、週間で+511ドル高となる42,864ドル(※前稿比+40→ +250→+669→ +1049→ ▲1218→ +388→ +515→ +1162→ ▲239→ ▲852→ +301→ +288→ +624→ +257→ ▲31→ +561→ ▲210→ +113→ ▲384→ ▲933)。現在が本年最高値。
ナスダック100は20,271Pと、前稿比+236P高(※前稿比+27→ +217→ +277→ +1093→ ▲1154→ ▲145→ +212→ +995→ +72→ ▲582→ ▲499→ ▲809→ ▲61→ +710→ ▲18→ +40→ 659→ +464→ +271→ +262)。2024年7月11日20,691Pが最高値。
日経平均株価は、高市早苗新首相誕生間近だった9月27日(金)の39940円を抜き去り40,000円台回復を達成している。また米国株は、どの指数も極めて強い推移を継続させており、特にNYダウとS&P500指数に関しては史上最高値更新中。ナスダック指数も、そして半導体SOX指数も強い動きでジワジワと高値に迫っていると見える。この理由は11月5日の米国大統領選挙で、トランプ氏が大統領復帰を果たす流れができたからだろうか!?

リアルクリアポリティクスの米国大統領選賭けオッズをみると、トランプ氏53.7%対ハリス氏44.9%と、先週の終盤からトランプ氏が明確に突き放し始めている。激戦7州に関しても、トランプ6対ハリス1となっており、この通りで決着するのならトランプさんの圧勝となるだろう。
※画像1入る

正直、なぜトランプ氏が突如優位に変化してきているのか分からないところがあるが、直近ハリス氏が飽きられているということか?
そもそもこれまで米国大統領と言えば男性がなるものであったことから、女性は男性に投票することを厭わない。逆に男性は、女性大統領誕生を経験したことがないため心理的に躊躇するバイアスが働きやすいのは確か。これが「ガラスの天井」と言われる所以か。
筆者個人的には、トランプ大統領の誕生は前回のゴタゴタを思い出すと虫唾が走るが、株式投資家としてはまぁありがたい存在なのかもしれないぐらいの感想だ。

さて、先週は「米国9月消費者物価指数CPI」も発表され、予想を小幅に上回り総合で前年同期比+2.3%であった。CPIコアでいうと前年同期比+3.2%であるが、米国の9月名目賃金上昇率は+4.85%であったことを考え合わせると、もうこの国に関してインフレを気にする必要はないように思える。翌日発表された「生産者物価指数PPI」のほうも、前年同期比+1.8%といった数値で出ており、まぁ無風であった。

しかし日本。27カ月連続で「実質賃金」がマイナスの中、ようやく直近プラスになって先行きがどうなると感じていたが、8月は前年同期比-0.6%とマイナス圏に逆戻り。どうしようもない限りだ。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。

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