アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「森友学園」国有地取得問題――麻生太郎副総理にも飛び火か!?

 2015年9月4日、安倍晋三首相は安保法制で緊迫する国会会期中だったにも拘わらず日帰りで訪阪、その午後4時過ぎから約1時間、りそな銀行元支店次長で、現在、経営コンサルタント会社を経営する冬柴大氏(故・冬柴鉄三元国土交通相の次男)経営の大阪市北区の海鮮料理店「かき鉄」で安倍首相は大氏と食事。その前日には財務省の官房長、理財局長が安倍首相を訪問、また9月4日当日午前中、森友学園の小学校建設工事を請け負った設計・建設会社社長が近畿財務局統括管理官、大阪航空局調査係と会合を持っていた事実が判明。
森友学園とりそな銀行は業務提携し、その後、りそな銀行は21億円もの巨額融資を行い、これで森友学園は小学校建設資金を捻出。また、安倍首相訪阪翌日、昭恵氏は森友学園が運営する塚本幼稚園を訪問し講演、そして「安倍晋三記念小学校」の名誉校長に就任している。
こうしたなか、この問題は、ロッキード事件になぞられ「アッキード事件」ともいわれ、いまや安倍首相の辞任もあり得るとの観測さえ出て来ている。
そんななか、本紙は今後、安倍内閣ナンバー2の副総理、財務大臣も兼務する麻生太郎氏にも飛び火する可能性があるとの情報を掴んだ。
すでに、公明党元幹事長でもあった前出・冬柴元国交相同様、関西地盤の鴻池祥肇元財務担当大臣の森友学園に関する口利き疑惑が飛び出しているが、その鴻池氏は麻生副総理の派閥(為公会)のナンバー2の会長代行を務める。
だが、麻生副総理に飛び火しそうだと本紙がいうのはそんなことではない。

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