アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(321回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(3月6日~3月10日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は27,927円と、前稿比+474円(※前項比▲60→ ▲158→ +162→ +126→ +830→ +433→ +146→ ▲261→ ▲1292)の3週ぶりの上昇となった。※1月4日は25,662円。
週末土曜日にかけては、日経平均CFDは28,207円と、もうひと伸びしている。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、2,020Pと先週比+32P高。

米国のNYダウは、週間で+574ドル高となる33,391ドル(※前稿比▲1010→▲42→ ▲52→ +602→ ▲927→+672→ +428)と4週ぶりのプラスに。
ナスダック指数は、週間で+294P高の11,689Pと上昇。2022年12月29日には10,207Pがあり、直近最安値は2022年10月13日の10,089P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-37.8%のドローダウン。
先週金曜日の米国市場では、2月ISMサービス業に強い数値での発表があったにもかかわらず、FRBが過度な利上げを控える観測が勝ったのか!? ほとんどすべての株価指数は上昇した。

それまでの米国市場は、下値抵抗帯を下抜けそうな感じで推移しており、マーケットに強い不安感が漂っていたのだが、水曜日に一回下に抜けてしまった後、すごい勢いで戻した翌日の木曜日になると、何やら雰囲気が変わってきて、それが金曜日の日本時間になると、はっきりとわかるぐらい強い相場付きに変わっていった。

筆者は先週は週初から持ち株のヘッジのために断続的に、日経平均先物を売っていたが、木曜日までなんと4戦4敗という鬱な展開にはまってしまっていた。しかも負け額は100万円以上となっており、「これはなんのために、ヘッジしているのかわからない」と一人ゴチている有様だった。
しかし、木曜日の夜の米国市場を見て、ようやく筆者も「これは米国市場のヤロウ、金利が上げられるような景気の良い今の段階では株価指数の下落トレンドは起こさないつもりなのね」と達観した気持ちになっていた。

この気づきがあったから、週末の金曜日の上げ局面では、筆者は朝イチから「レーザーテック」をこれまでにないくらい大量に購入することができた。そして、寄り付き値を下回った時には、普通に顔色が悪くなったものの、日経平均株価指数の上昇に呼応するように、同株も上値を追ってくれて、結果的には、週間の先物取引での負け分の約半分くらいを取り返して売却することができた。

その後は、日経平均が27,800円を越えたため、もちろん日経平均の先物3月限を購入した!! 前稿までにさんざん書き散らかしていたが、同値を越えさえすれば、長い間行ったりきたりしていた日経平均株価指数のBOX圏(27250円~27800円)を上抜けたことになるわけで、美味しいと感じたのだ。この玉は、今週がメジャーSQ週であることから、金曜日まで持ちきるつもりである。

また週末金曜日には、日経平均が押し目もなく上がっていく様をみて、それでもなお出遅れたままになっていた「ANYCOLOR」、「フジクラ」、「日本電波工業」の3銘柄を購入した。
これらの力を借りて、なんとかまた最高益更新を狙っていきたい。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
今週はメジャーSQ週である中にもかかわらず、先週末にBOX圏を上に突き抜けた勢いは、相当に気合いが入った買い仕掛けパワーだと捉えて、超強気で相場に臨みたい。
ちなみに、米国株に関しては2023年のEPS予想値が、4市場において上昇していたことも付け加えたい(※テクニカルの項で後述)。この理由は、現時点では定かではないものの、WSJが出すこの数値の信頼度は高く期待度は高い。

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