アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>「朝日」報道の「マンション投資でもスルガ銀へ改ざん資料」会社、昨年9月、本紙実名で既報

「かぼちゃの馬車」運営の「スマートデイズ」(東京都中央区。4月18日、民事再生申立棄却され破産へ)へのズサン融資を契機に、「スルガ銀行」(8358。東証1部。静岡県沼津市)にも火が付くなか、「朝日」が昨日はマンション投資会社、本日も新築アパートへのスルガ銀行の融資でも不正があったと報じている。 本日の新築アパートの件では、不正があったのは「サクトインインベストメントパートナーズ」(東京都中央区)と社名公表している。すでにこの業者、問題になっていたからだろう。 これに対し、マンション投資会社の方はまだ騒がれていないからか、社名は出ていない。 同記事によれば、都内の不動産業者と共に、別のマンション投資で、大阪の業者が朝日の取材に対し、「複数の顧客の通帳やコピーや源泉徴収票を書き替えてスルガ銀行に出した」と証言したなどと報じている。 この大阪の業者は、本紙が昨年9月に、「提携先社長が告白――詐欺的投資用マンション販売会社の手口 」とのタイトルで報じたO社長と思われる。その際は融資を受けている銀行名は特に書いてなかったが、むろんスルガ銀行だった。すなわち、実際に同行から融資を受けさせていたのは「未来レジデンス」(大阪市中央区)だ。 証拠資料付きで報じているので、これを機会に是非ご覧いただきたい。 そもそも、以前からスルガ銀行は与信が甘いことで有名。 旧「マンハッタンインベストメント」、旧「プライムエージェント」しかり。後者に関しては、本紙にも現在、やはり融資を受けてマンション購入したもののトラブルになっている顧客から相談が来ている。本紙既報の山口組系暴力団事務所への融資疑惑もその一例だろう。 (上写真=「朝日」報道でスルガ銀の株価はさらに急落)…

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