●買取交渉決裂で、文部科学省への告発に飛び火
昨年初め、出版予定だった書籍『暗黒の日大王国』の出版を巡る暗闘に、警視庁が重大関心を抱いている。
日大側が、何と広域暴力団最高幹部に買取の仲介を依頼。出版側と、3000万円とも3億円ともいわれる買取交渉が行われたものの、金額で折り合わず話し合いは決裂。その後も、日大の顧問弁護士との間で話し合いが持たれたが、これも決裂。挙げ句、日大側は広域暴力団関係者を使って、「ヒットマンを飛ばす!」などと少なくとも2度に渡り脅迫を行ったことから、出版側が身の危険を感じて文部科学省と森喜朗元首相の秘書の元に飛び込み、ヘタをすれば政治問題に飛び火する様相を見せているからだ。