アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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トンデモ判決の甲府信金“迂回融資”事件、控訴審いよいよ開始へ

●銀行被害者・古屋芳子さんの「決意文」

以前、「銀行犯罪」に関する講演会を主催、本紙・山岡を講師に呼んでくれた銀行被害者の古屋芳子さん(51.山梨県山梨市内でスーパー経営)から、控訴審開始を直前に控え、「決意文」が届いたので、以下、紹介する。
古屋さんは、地元の甲府信用金庫(甲府市。預金残高約3670億円。04年3月現在)から、いわれのない約4000万円の支払いを求められ、現在、裁判で争っている。一審は全面敗訴)。

裁判判を応援してくださる皆様へ
裁判傍聴のお願い
1月31日(月)10時? 東京高裁 820号法廷 8階

大寒も過ぎましたが、寒さは日増しに身に沁みますが如何お過ごしでしょうか。
さて、いよいよ待ちに待った控訴審が1月31日から始まります。
第一回目のこの法廷の傍聴席は埋めたいのです。特に東京の銀行被害者達に傍聴をお願いしています。
埋める事でできるだけこの裁判の重要性を裁判官にアピールしたいと思っています。
都合が付きましたら、是非応援に来てください。お願い致します。
銀行裁判を高裁が本当に公平に裁くのか、今の私にはその事が一番の気がかりな のです.
最近、特に感じられるのは世間の銀行を見る目が変わってきている事です。
様々な金融犯罪(盗難された通帳で過誤払いする銀行、スキミングされたキャッシュカードを使って簡単にお金を引き出させる銀行)の被害者たちが、皆、口を揃えて言うのは、銀行の無責任さや対応のひどさです。
金融犯罪から顧客の大切な預金などを守るべき砦的な立場の銀行が、その砦を壊されたのに、銀行は全く非はないなどと言うのは、もってのほかだとしか言いようはありません。

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