アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

≪連載(163回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(12月23日~12月27日)&MY注目銘柄

■プロフィール 投資歴18年、出版社勤務の兼業投資家。投資に必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」、3に「ファンダ」だと考えており、勝ってもおごることなくたえず反省を繰り返し、安定して資産を増やす投資を心がけている。.

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
 先週金曜日の日経平均株価の終値は23,817円と、先週比-206円安(前稿+669円⇒ +60円→ +181円→ ▲190円→ ▲89円→ +541円→ +51円→ +307円→ +694円→ +389円→ ▲469円→ ▲200円)の下落となった。そしてその夜のNY市場では、MSQを控えて、この先の流れを占う大きな1日となったが、こじっかりと踏ん張ってMSQを終えた。
この結果日経平均CFDも23,882円と値上がりして引けている。NYダウは、週間で+320ドル高(※前稿では+120ドル⇒ ▲31→ +175→ ▲129→ ▲324→ +334)となり、12月MSQ値は28,455ドルである。
本稿は、年内の最終稿となります。かなり早いご挨拶とはなりますが、今年1年たいへんお世話になりました。振り返れば今年は、会社四季報オンラインの大幅仕様改定があり、個人投資家としてたいへん苦しんだ1年でした。幸いにも2018年の年末大暴落のあとは、大発会が19,655円で始まり、紆余曲折ありながらも現在の日経平均は、23,882円(日経平均CFD値)だったわけで、上昇率は+121.5%と、読者諸兄の中でも資産を増やされた方は多いと思われます。
 筆者の投資スタイルは、いつも頭の中心にリスクヘッジを据え、儲けることにだけに重きを置くスタイルではありません。こう考えるに至ったのも、この株式投資というものが難しすぎるからだといえます。ただ、とにかく生き残ってさえいれば、だれでも勝てるような至福の相場がくることは過去の相場経験から間違いなく、そこで順調に資産形成をしていければ、と願っております。来年もリスクヘッジを肝に据えた相場概況予想をさせていただく所存であります。引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
さて、先週の筆者の売買は、12月の日経平均MSQ値23,896円を睨んだトレードに終始し、これを下回った局面ではヘッジ売りをかけ、買いポジションでは注目銘柄として挙げていた「日立化成」に首尾よくTOBの話が出たこと、またもう1つの注目銘柄「ラ・アトレ」(8885)が、今後に期待ができるパフォーマンスだったこともあり、満足のいく結果となった。
しかし、相場は強い基調が崩れる気配がない。これを裏付けるように、ここにきて前稿で大注目と記した「商品価格」の強さが鮮明となってきた(※テクニカルの項で後述)。
さて、さっそく今週のストラテジーへと移りたい。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧