アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

青山メインランド社長恐喝事件ーー川又被告代理人弁護士から関連記事が名誉毀損と削除、謝罪要求

 タイトル通り、「青山メインランド」西原良三社長に対する恐喝事件の被告の1人、川又誠矢被告の代理人弁護士から、関連記事が名誉毀損だとして記事訂正ないし削除と併せ、アクセスジャーナルのサイト上に謝罪する旨を載せろという「通知書」(冒頭写真)がファックスされて来た。11月21日午後3時過ぎのことだ。 しかし、本紙は謝罪する必要などないと思っているので、謝罪掲載ではなく、この場を借りて本紙の見解を載せる。 代理人弁護士が問題にしているのは、本紙が11月6日に報じた「青山メインランド社長恐喝事件(小林・堀川両被告の方)の被告人質問ーー川又被告の意向・指示でやったと答える」というタイトル記事のなかで、本紙は共犯とされる小林英雄被告につき、同被告の被告人質問を傍聴し、「西原社長の女性スキャンダルが飛び出した民事訴訟は川又被告の協力を得たことから少なくとも1000万円の謝礼を払わねばならない事情があった」と述べていた旨、報じていた。 川又被告の代理人弁護士によれば、この記述は、これを見た者に、川又被告が「小林に対して1000万円の謝礼金を求めた」などと誤認させるから、川又被告の名誉を毀損すると断じる。 しかし、この主張は滅茶苦茶どころが、加えて提訴を臭わせ恫喝しており、報道の自由に対する侵害といわざるを得ない。 本紙は100歩譲って、「1000万円の謝礼を払わねばならない事情があった」を「1000万円の謝礼を払わねばならないと思った」に訂正しておいたが、小林被告は被告人質問で、「西原社長の女性スキャンダルが飛び出した民事訴訟は川又被告の協力を得た」ことから謝礼を支払わなければならない、それも最低1000万円以上でないと文句を言われかねないと思った旨答えていた。だから、本紙は民事訴訟で協力を得たこと=1000万円を支払わなければならない事情と記していたわけだ。 一言も、川又被告が1000万円要求したなどとは記していない。 それは、この記事全体を見れば明らかだ。 しかも、その1箇所の表現が仮に問題として、なぜ、それだけのことで記事すべてを削除要請して来るのか!? おまけに、このファックス文書2枚を一方的に送りつけて来ただけで、後日、内容証明郵便も来ない。それだけ重大なことなら、ファックスが万一届いてなかったり、こちらがミスして読まなかったらどうするのか? 弁護士の手法としても杜撰というしかない。 それに、本紙は川又被告の公判もこのファックスが来る前から把握し、ファックスが来た翌11月22日の初公判も傍聴し、その無罪主張についても公平性を持って当初から報じる姿勢でやっている。 川又被告の手法同様、強面で対応すれば、自分らの一方的主張が通るとでも思っているのだろうか!?…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧