いまなお原因が掴めない先の中国産毒ギョーザ事件についても一部で指摘されるように、今日、食品・バイオテロの可能性は、先進諸国において、最大の安全保障上の脅威となっている。 それに対する防衛は、9・11NYテロ以降、特に米国においては政官産学挙げて全力で取り組まれている。 これに対し、わが国はといえば、皆無に等しい上、最近はバイオ燃料転換、中国・ロシアの台頭などにより、食料の輸入依存比重はますます高くなっているのが現状だ。 こうしたなか、国際食料問題アナリストで、ジョージタウン大学法科大学院客員教授でもある松延洋平氏(写真)が著した『食品・農業バイオテロへの警告』(日本食糧新聞社)は、作家・柳田邦男氏をして、「豊富な情報と鋭い嗅覚に裏づけを得て発する警告に、私は戦慄を覚えた」と激賞されているという。 そんなこの道のスペシャリスト・松延氏が、いまわが国が置かれている危険性、そしてその防衛法について徹底解説する。 ○3月28日(金) 18:00 – 21:00 ○場所 宮崎県東京ビル1階会議室(東京都千代田区) ○詳細は「ワールドフォーラム」まで…