アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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パシコン・荒木民生元社長、1・2審で“嫌がらせ訴訟”の判決にも拘わらず、なお上告

 3月27日、本紙・山岡が月刊経済誌『財界展望』(現『ZAITEN』)などに書いた、世界的な建設コンサルタント企業グループを率いる「パシフィックコンサルタンツグループ」(本社・東京都多摩市。通称・パシコン)の荒木民生社長(横写真。当時)の特別背任疑惑報道が名誉毀損に当たるかどうか争われた控訴審判決があり、一審に続いて荒木氏の請求はすべて棄却された。
それどころか、“嫌がらせ訴訟”、“恫喝訴訟”だから、むしろ荒木氏側(パシコンも1審では原告だったが、控訴はせず)こそ慰謝料を払えと山岡側が反訴した主張が認められ、1審では山岡と、記事を掲載した財界展望新社に各50万円、控訴審ではそれが60万円払えと加算されたことも、本紙で既報の通り。
ところが、こうした状況にも拘わらず、荒木氏は上告した。

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