アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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加熱する中国の反日暴動――他方で、「暴動なき愛国、理性ある愛国」を訴える若者たちも

 日本政府の尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化宣言に抗議する中国の大規模反日デモだが、昨日18日は柳条湖事件から81年目ということもあり、約100都市で1万人以上が参加した。
この間、日本大使館、日系企業・商店に対する破壊や略奪もおこなわれた。日本政府は中国当局に安全確保を申し入れており、当局も武装警察を大量に投入し取締りを強化している。しかし、今のところ鎮静化する気配はない。
反日暴動は確かにショッキングだが、こんな情報もある。
中国版ツイッター「新浪微博(ウェイボー)」に投稿されたある“つぶやき”。広東省広州市にある高級ホテル「花園酒店」には日本の領事館が置かれ、また日系企業も数多く入居していることから、反日デモの標的になった。ひとしきりデモが収束したのち、「理性愛国、反対暴力」というプラカードを持った若者たちが集合。周辺のゴミ拾いをしたという(冒頭写真)。

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