アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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自宅放火事件の裏人脈にも登場ーー小池隆一も激怒した、本紙が知るフィクサーの行状

 いま発売中の『週刊新潮』(5月2・9日発売号)が、伝説の大物総会屋・小池隆一の激白記事を4ページに渡り載せている(冒頭写真)。
小池氏といえば、16年前に起きた旧第一勧業銀行や4大証券(当時)を巻き込んだ一大金融スキャンダルの主役で、利益供与で逮捕されたものの、当時、稼いだ資金で悠々自適の日々を送っていると思ったら、現在、生活費にも事欠く有様だという。
そして、その一大原因が出所後に知り合った「山田慶一」なるフィクサー(右下写真=山田氏が使っていた名刺コピー)に詐欺に会い、身ぐるみ剥がされたためだという。
実は本紙・山岡にとっても、この山田氏は因縁ある人物なのだ。
山岡は05年7月4日、当時の自宅マンションを放火されている(=横写真。犯人はいまも不明)が、警察には、当時取材・記事にしていた世界的建設コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツ」(東京都多摩市)絡みの裏人脈の犯行と説明したし、放火当日、このように書いた記事につきパシコン側に名誉毀損で提訴されたものの、裁判所はそう信じるに足る状況だったと認め山岡は勝訴している。
当時、そのパシコンに深く食い込んでいたのが浪人中で、現在、内閣府・復興政務官を勤める亀岡偉民氏(横左写真)。山田氏はその亀岡氏の新宿の事務所にかつて仲良く机を置いていたほど親しい。その関係から、山田氏もパシコンに食い込み、新潮記事のように、パシコンが当時、手掛けていた石垣島のホテル建設を巡るトラブルで、小池氏に現地に暴力団関係者を率いて急派してもらっている。この件は当時、本紙でも報じている。

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