アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「医療機関債」詐欺で、大手マスコミでは報道されなかった医療法人理事長の素性と、事件背景

 6月半ば、「東日本大震災で不足している透析ができる病院の資金集め」などと称し、高齢者を中心に、「医療機関債」を10数億円集めた医療法人社団「真匡会」(東京都新宿区。冒頭写真は入居ビル)の件が大手マスコミで報道された。
同法人が唯一経営していた透析主体の病院「戸山公園クリニック」が5月末を持って実質、閉院に。
それと同時に、取材に応じた同法人理事長は、「全国から13億円集め、一部返還したため、9億円あるはずだが、通帳には800万円しかないと聞いている」と他人事のようなコメント。集めた資金の大半が消えていることが明らかになったからだ。
 営業時、「国債や社債のようなもの」「預金のつもりで」などと多くの投資家はいわれていたようだが、そもそも「医療機関債」なるものは有価証券ではなく、したがって、金融商品取引法である程度、保護されている対象にも成り得ず、投資家は丸々大損になることはまず確実だろう。
悪質極まりない詐欺事件だと思うのだが、大手マスコミ報道ではこの理事長の名は明かされず、また、どうして公的な性質を持つ医療法人で、こんなデタラメな資金集めが罷り通ったのか、その背景についての解説もされていない。
そこで、以下、その理事長の素性を明かすと共に、本紙なりの背景についての見解を述べておく。

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