アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

終の住処まで競売にーー信用金庫の不正融資詐欺疑惑を追及し続ける“被害者”

 銀行に預金していた何千万円というおカネが消える。あるいは、借り入れたこともない巨額の借金返済を迫られ、同じ銀行の預金を差し押さえられたり、所有不動産を取り上げられるーー「そんなバカな」と、思われるかも知れない。だが、こういうことは本紙が以前報じた甲府信用金庫のケースのように、あり得ない話ではない。
こうした銀行犯罪は、末端の不良行員が行った場合は事件化することもある。だが、幹部行員が関われば、金融のプロが組織挙げて隠蔽工作に走ることが多く、その犯罪を暴くのは難しいなんてものではない。
刑事・民事両方で長年争ったものの、刑事では不起訴確定、民事でも上告棄却され、昨年、唯一残っていた財産(自宅)まで、いわれなき借金のかたに取られたと主張するご婦人がいる。
 本紙でも以前、一度紹介したことがある福岡県北九州市在住の玉江峰子氏(冒頭写真=集会で発言する玉江氏。黄色カコミ部分)がその人。相手は「新北九州信用金庫」(現・ひびき信用金庫。横写真=当時、彼女が口座を開設していた新北九州信金本店所在地。現在、ひびき信金支店に代わっている)。
法的な救済の道はほとんど閉ざされたかっこうだが、それでも再審請求を目指し、いまも過去の訴訟記録などを整理している。
この度、インターネットを通じて彼女の存在を知り、その執念に突き動かされた金融関係者が開設していたHP「旧北九州信用金庫本店不正融資詐欺事件の真相」がバーションアップされたという(ここをクリック)。

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