11月12日、朝日新聞出版社は臨時取締役会を開き、社長の引責辞任を決めたという。いうまでもなく、例の橋下徹大阪市長のことを書いた『週刊朝日』記事(1回で連載中止)の責任を取ったもので、同日、新社長が大阪市役所を訪ね、橋下市長に謝罪したという。
実は、今年9月、同じ『週刊朝日』が、もう一つトンデモ記事を掲載していたことはほとんど知られていない。
しかし、このご時勢、「反社」に属するような者をわざわざ取材し、こうした闇の勢力が牛耳っているとしか思えない上場企業を結果的にヨイショするような記事を載せていたとなれば、こちらももっと注目されていいのではないか。