東証2部上場のゴム老舗「昭和ホールディングス」(千葉県柏市)は5月28日、同社HPで親会社であるタイ投資ファンド「アジア・パートナーシップ・ファンド」(APF)」(タイ・バンコク)側に貸し付けた25億4000万円を貸倒引当金に計上したとIRした(冒頭写真=そのIRの一部内容)。
本紙既報のように、昭和HDはわずか3日前の5月25日、8億円の償還を受け、残りに関しても「今後タイの関連当局の許可がおり次第送金する旨の連絡を受けており」とIRしておいて、この貸倒金引当計上。こんな発表はまともな上場企業のやることではないし、株主をバカにしているのではないか。