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「幻冬舎」は和解で増刷しないと約束ーー出版ブームの「エンディングノート」本に著作権侵害の疑い(大手企業多数)

「エンディングノート」なる書籍が、かなり前から売れているのをご存じだろうか。
高齢者社会を迎えるなか、自分らしい老い方や死を迎えるために事前準備しておくことの大切さと、その方法がガイドされている。具体的方法としては、自分の経歴、思い出、家族や友人へのメッセージ、葬儀・法事に対する希望、家族に残す財産などが書き込めるようになっている。
装丁は書籍形式だが、購入者自身が著者のアドバイスに添って書き込むノートといっていい。これをすべて書き込み、保管しておけば、遺族も安心というわけだ。
 この手の本が最初に出たのは、介護保険制度が導入されて2年後の2002年2月に出された元アパレル系商社マンの竹内奉正氏(横左写真)のものと思われる(横右写真)。以来、20種類ほどの類似本が出されており(冒頭写真はその一部)、その累計販売部数は軽く100万部は超えると見られる。
ところが、一番最初に出した作品の著作権権利者が、2010年5月、やはり類似書を出していた大手出版社「幻冬舎」(東京都渋谷区)を相手取り出版禁止と、すでに販売された分の印税相当分(約1万部で150万円)の支払を求め提訴。同年11月に和解になり、「増刷しない」ことを約束していたことがわかった(以下に、その和解条項文書など転載)。

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